病気を経験してから、日々の食事と運動のバランスを意識するようになったunasuです。
動物性食品を控えてプラントベース中心の生活に切り替えてから、疲れにくくなったり、朝の目覚めがすっきりしたりと、少しずつ体の変化を実感するようになりました。
そんな中で、私が新たに関心を持つようになったのが「野菜そのものの質」。
毎日食べるからこそ、野菜の安全性や農薬の影響が気になるようになったのです。
野菜を丸ごと食べるということ
にんじん、大根、さつまいも…皮の近くにはたくさんの栄養があると聞いて、「皮をむくのってもったいないかも」と思いました。
野菜 | 皮ごとで増える栄養 | 主な働き |
---|---|---|
りんご | ポリフェノール(特にプロシアニジン) | 抗酸化作用、血糖値の安定、肌の老化予防 |
じゃがいも | ビタミンC、カリウム | 免疫力サポート、むくみ予防 |
にんじん | フェノール類(クロロゲン酸など) | 抗酸化作用、動脈硬化予防 |
さつまいも | 食物繊維、アントシアニン | 腸内環境改善、便秘予防、抗酸化作用 |
皮ごと食べるようになって感じた不安
皮ごと食べる=ちょっとした工夫で栄養アップ。それから、にんじんや大根、さつまいもなどを皮ごと食べる機会が増えました。
野菜の皮や根、葉にはビタミン・ミネラル・食物繊維がたっぷり含まれています。
にんじんの皮には抗酸化作用のあるポリフェノールが、じゃがいもの皮には食物繊維やビタミンCが豊富。皮ごと食べることで栄養をまるごと摂れるのは大きな魅力です。
でも同時に、「皮ごと食べるなら、残っている農薬や肥料は大丈夫?」という不安も出てきました。ここが、私がオーガニック野菜に興味を持つ大きなきっかけになったんです。
調べて分かったオーガニック野菜の安心感
調べてみると、オーガニック野菜は農薬や化学肥料を使わずに育てられるので、皮ごと食べても安心できることがわかりました。実際、農林水産省の基準でも『残留農薬の心配がない』とされていて、実感としても味や香りが段違いでした。
素材そのものが美味しいので、シンプルに蒸したり焼いたりするだけで「ごちそう感」が出るんです。
この「安心して皮ごと食べられる」「素材本来の味が濃い」という実感が、私にとってオーガニック野菜を続けたいと思う大きな理由になりました。
プラントベース生活との相性
オーガニック野菜は、プラントベースの食事と本当に相性がいいと思います。
- シンプルな調理で美味しい → 塩やオイルを少し添えるだけで十分。
- 安心して皮ごと食べられる → 栄養を丸ごと摂れて満足感もアップ。
- 素材の味が濃い → 普段の食卓がちょっと特別に感じられる。
「プラントベース=質素」ではなく、素材の力でリッチに楽しめる。これが私にとっての新しい発見でした。
気になるデメリットもある
正直に言うと、オーガニック野菜にはデメリットもあります。
値段が高めだったり、保存性が低かったり、スーパーによっては手に入りにくいことも…。
でも「全部をオーガニックにする」のは現実的でなくても、皮ごと食べる野菜や生で食べるものだけオーガニックにするといった工夫なら続けやすいと思います。
ちなみに『オーガニック=栄養価が高い』と一概には言えません。研究では差がある場合とない場合があります。でも“安心して皮ごと食べられる”点は大きな違い。私はこの安心感と味の濃さを実感したので、コストを払う価値があると思いました
まとめ|まずは身近なものから
私が感じたオーガニック野菜のメリット
- 残留農薬を気にせず、皮ごと食べられる安心感
- 素材の味が濃く、調味料が少なくてもおいしい
- 栄養を丸ごと摂れるので満足感が高い
もちろん価格が少し高いなどデメリットもありますが、体と心の安心感には代えられないと感じます。
私がオーガニック野菜に興味を持ったのは、プラントベースの生活を続ける中で「皮ごと食べたい」という思いからでした。調べて、食べてみて、安心感と美味しさを実感。
オーガニック野菜は、贅沢品ではなく体と心をちょっと豊かにしてくれる選択肢。
まずはにんじんやりんごなど、身近な食材から試してみてください。
「シンプルな料理が思った以上に美味しくなる」
そんな体験が、プラントベース生活をもっと楽しくしてくれるはずです。
参考文献・公的情報
- 厚生労働省:食品中の残留農薬hhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/zanryu/index.html
- 農林水産省:【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは~https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/index.html
- 消費者庁:食品表示ガイドhttps://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/pamphlets/assets/food_labeling_cms201_250512_02.pdf