プラントベース生活でオーガニック野菜に興味を持った理由|私が感じたメリットと安全性

プラントベース

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食生活や健康への意識が高まる中で、「自分の体に入れるもの」について考える人が増えています。私自身も、日々の体調管理や美容、パフォーマンス向上を意識するようになったことが、食事を見直すきっかけになりました。

もちろん、乳がんの診断を受けたことも大きな転機でしたが、それだけでなく、健康な毎日を送りたい、より自分らしく元気に過ごしたいという思いから、毎日の食事を見直すようになったのです。

乳がんをきっかけにプラントベースを意識

特に、筋トレやボディメイクを続ける中で、健康的で安心できる食生活を送りたいという思いが強くなりました。乳がんの治療を経て、以前のようなハードな筋トレは難しくなりましたが、その分「今の自分に合った無理のない運動や食事」を大切にするようになりました。

動物性食品を控え、植物性中心のプラントベースの食事に切り替えてみると、疲れにくくなったり、胃もたれしにくくなったり、朝の目覚めが良くなるなど、体の変化を実感しています。プラントベースの食事は、体への負担が軽く、続けやすいのが魅力です。

食材の安全性や農薬の影響に関心を持った背景

プラントベースの食事を意識するようになってから、さらに「食材の安全性」や「農薬の影響」にも関心が向くようになりました。SNSや書籍、ドキュメンタリーなどで、一般的な野菜に使われる農薬や化学肥料が健康に与えるリスクについて知り、長期的な摂取による影響やアレルギー症状の悪化などが心配になったのです。

また、プラントベースの食事では、野菜を皮ごとまるごと食べることが増えました。たとえば、にんじんや大根、かぶ、さつまいもなども皮をむかずに調理することが多くなり、野菜本来の栄養や食感を楽しめるようになりました。

これは、プラントベースの「食材を無駄なく丸ごと活かす」「自然の恵みを余すことなく取り入れる」という考え方にも通じています。皮や根、葉などにも豊富な栄養素が含まれているため、できるだけ丸ごと食べることで、ビタミンやミネラル、食物繊維などを最大限に摂ることができます。

その一方で、「皮ごと食べるなら、できるだけ農薬や添加物の心配が少ないものを選びたい」という気持ちが強くなり、安心して皮ごと食べられるオーガニック野菜に自然と興味を持つようになりました。素材本来の味や香りを楽しめるのも、オーガニック野菜ならではの魅力です。

オーガニック栽培のメリット(安全性・栄養価・環境負荷)

オーガニック野菜にはさまざまなメリットがあります。まず、安全性の面では、農薬や化学肥料を使わずに栽培されているため、残留農薬のリスクが大幅に軽減されます。皮ごと食べる場合でも安心感があり、家族や子どもにも勧めやすいです。

栄養価については、ビタミンやミネラル、抗酸化物質が豊富に含まれているという研究結果もあり、野菜本来の力をしっかり摂れるのが魅力です。また、オーガニック野菜は味や香りが濃く、素材そのものの美味しさを楽しめるという声も多いです。さらに、オーガニック農法は土壌や生態系への負担が少なく、環境にも優しいのが特徴です。化学肥料や農薬を使わないことで、土壌の健康が守られ、生物多様性の保全にもつながります。食を通じて環境保護に貢献できるのも大きなメリットです。

一方で、デメリットも存在します。まず、オーガニック野菜は一般的な野菜に比べて価格が高めです。生産に手間がかかることや、収穫量が安定しにくいことが理由です。また、保存性がやや低く、傷みやすい場合もあります。スーパーや地域によっては入手しにくいこともあり、日常的に取り入れるには工夫が必要です。

また、「オーガニック=絶対安全」ではなく、自然由来の農薬が使われることもあります。必ずしもすべての栄養価が高いとは限らず、品種や栽培環境によって差が出ることもあります。味や香りも好みが分かれる場合があり、一般的な野菜の方が使いやすいと感じる人もいるでしょう。

このように、オーガニック野菜にはメリットとデメリットの両面があります。大切なのは、それぞれの特徴を理解したうえで、自分や家族の価値観やライフスタイルに合った選択をすることだと思います。

オーガニック野菜やプラントベースの食事は、健康や環境、心の安定にもつながる選択肢です。自分の体やライフスタイルに合った方法で、無理なく取り入れてみてください。


※この記事は個人の体験や一般的な情報をもとに執筆しています。健康や食事に不安がある場合は、必ず医師や専門家にご相談ください。

参考文献・公的情報

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